【自動車】日産の新型「キャラバン」、車中泊やテレワーク利用に

日産自動車は11日、車中泊を想定した新型「キャラバン」を2024年夏に発売すると発表した。木目調の内装や間接照明で部屋のような空間にした。ベッドのほかスライド式テーブルも備え、テレワークでの利用も見込む。アウトドア志向が高まる中で家族などの需要があるとみている。

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車内には木目調のスライド式のテーブルを備えた（9月、横浜市）

商品名は「キャラバン MYROOM（マイルーム）」。価格は非公表で、年間1000台の販売を目指す。商用車としても知られるキャラバン全体では2022年に国内で2万台を販売している。

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テレワークでの利用も見込んでいる（9月、横浜市）

先行して発売する期間限定の特別仕様車には、映像を投映できるロールスクリーンや出力AC100Vのコンセントのオプションを付けた。色はステルスグレーなど全4種で、価格は二輪駆動（2WD）が595万8700円から、四輪駆動（4WD）は696万4100円からとした。

同社の商用車ソリューション&特装部の谷内陽子氏は「夫婦やパートナー、時にはペットと車でのんびり過ごすような新しいカテゴリーを目指す」と話した。

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□「キャラバン MYROOM Launch edition」を発表
http://global.nissannews.com/
□「キャラバン」誕生50周年記念車を発表
http://global.nissannews.com/

2023年10月11日 14:00
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC301ZU0Q3A930C2000000/